ぎっくり腰
このようなお悩みはありませんか?
☑朝起きたときにいきなり腰が痛くなった
☑重い物を持ち上げようとしたら腰を痛めた
☑前かがみになったときに急に腰に痛みが出た
☑物を拾おうとしたら腰を痛めた
ぎっくり腰の原因について
ぎっくり腰の原因としては、主に以下の二つが挙げられます。
⑴ 仙腸関節への負荷
一つ目は、上に書いたような中腰での作業や急な動作、くり返し同じ動作を行うことにより、骨盤にある仙腸関節という脚と身体をつなぐ関節に負荷がかかることです。
仙腸関節には、上半身の重さや上半身・下半身からの衝撃を吸収する役割があります。
そこに負荷がかかると、関節に歪みが生じて衝撃をうまく吸収できなくなり、炎症が起きてしまい、痛みが生じるのです。
仙腸関節への負荷には、姿勢の他に、食生活も関係していることがあります。
暴飲暴食などにより胃腸などの内臓が疲労すると、腰へ負担がかかりやすくなり、痛みやだるさにつながります。
そのため、食生活を見直してみるのもおすすめです。
⑵ 大腰筋の緊張による多裂筋の断裂
二つ目の原因は、多裂筋の断裂です。
多裂筋は背骨についており、身体を反ったり片側に倒したりする際に動く筋肉です。
腰を支える靭帯や多裂筋といった筋肉に急に負荷がかかることで、傷ついて断裂してしまい、それが神経の刺激となるため、腰が痛むのです。
つまり、ぎっくり腰は肉離れのような状態であるといえます。
さらにいうと、多裂筋の断裂には大腰筋が関わっています。
大腰筋は、太ももを引き上げたり腰を前にかがめたりするときに動く筋肉で、骨盤を安定させる働きがあります。
長時間、デスクワークなどで腰を丸めた状態で座っていたり、足を組んでいたりしていると、縮んで凝り固まってしまいます。
上記のような理由で大腰筋が衰えると、骨盤を正しい位置で支えることができず、骨盤が前に引っ張られます。
骨盤が引っ張られることで背骨も一緒に前へ傾き、背骨についている多裂筋への負担が増大し、やがて断裂してしまうのです。
ぎっくり腰を放置するリスク
ぎっくり腰は、とにかく安静にしていれば良くなると思われる方が多いかもしれませんが、適切な手当てを受けずに放置していると、痛みが悪化してしまいます。
場合によっては、慢性の腰痛となってしまうおそれもあります。
また、マッサージなどを受けて痛みが無くなったとしても、上に書いたように、ぎっくり腰の原因は、骨盤の歪みや筋肉の衰えであるため根本的には解消していません。
そのため、痛みを無くしただけだと、ぎっくり腰が癖になりやすくなってしまいます。
あかり整骨院でのぎっくり腰の施術
⑴ 原因を特定
まずは、ぎっくり腰の原因を特定するため、カウンセリングや検査を行います。
腰のどのあたりが痛むのか、どういった動作をすると痛むのかなどを伺っていきます。
実際に、歩いていただいたり特定の動作をしていただいたりもします。
ぎっくり腰だと思っていても、実は圧迫骨折や椎間板ヘルニアなどの他のケガであるという可能性もあるため、歩き方や動作でぎっくり腰かそれ以外の腰痛かを判断していきます。
ぎっくり腰の原因は骨盤にありますが、骨盤へかかる負担を和らげているのは足裏やふくらはぎの筋肉です。
そのため、これらの筋肉が凝り固まっていると、骨盤にかなりの負担がかかることになり歪みが生じて、ぎっくり腰となってしまうのです。
したがって、ぎっくり腰は腰以外の部位も原因となっていることもあるため、腰だけをみるのではなく、身体全体の状態を確認して原因を特定することが大切となります。
⑵ 痛みの緩和と根本的な原因の解消
原因がわかったら、まずは痛みを緩和させるため、電気を用いた施術を行います。
お腹や腰、お尻の周辺の多裂筋や大腰筋、大腰筋と腸骨筋が組み合わさった腸腰筋などの原因となっている筋肉を手技でほぐしたり、電気でゆるめたりしていきます。
凝り固まった筋肉をゆるめることで、痛みを取り除いていきます。
骨盤が歪むと、身体全体へ歪みが広がっていくため、首・肩・手・胸椎に対しても施術を行い、根本的な原因に対してアプローチします。
施術後は、姿勢や歩き方といった日常生活において注意していただきたい点などをアドバイスさせていただきます。
当院では、ご自宅でもリハビリ動画を見られるリハサクというサービスを導入していますので、一日でも早い改善を目指していただけます。